こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。
本日は、なぜ、日盤吉方の方角が毎日変わるのかをお話させていただきます。
もう何度が登場している後天定位盤ですが、これは、遁甲盤上で九星の本拠地を表しています。これによりそれぞれの星の担当している方角などがわかります。
後天定位盤は九星の本拠地ですが、実は九星は遁甲盤上を一定の法則で移動しているのです。年盤上では年毎に、月盤上では月毎に、日盤上では日毎に一回移動しています。
ですから例えば、本日2021年４月24日の年盤、月盤、日盤はそれぞれ
となります。
また、今日から六日間の日盤は
というふうに移動しています。盤の中央を『中宮』と言いますが、日盤の中宮だけに注目してみると、日毎に数字が増えていき、九まで来たら、一に戻っていることがわかります。
このように中宮の数字が増えていくことを陽遁と言い、減っていくことを陰遁と言います。これは、日盤特有であり、年に2回陽遁と隠遁の切り替えの日（2021年は7/14-7/15、1/10-1/11）があります。ちなみに年盤と月盤は、年や月が変わる毎に数字が減っていきます。
そして毎日変わる日盤から、全ての人に共通の凶方（五黄殺や暗剣殺など）や自分にとっての凶方（本命殺、本命的殺など）に該当する星を外し、残った星の中で自分にとって相星となる星を見つけて、その日、その星が担当している方角がその日の自分にとっての吉方位となるのです。
（注：今日の吉方位を知りたい方は、「九星気学LAB」というサイトがご自身の生年月日と性別を入力するだけで教えてくれます。）
これが、日によっても、人によっても日盤吉方の方角が変わってくる理由です。月盤や年盤も同じように見ていきます。
日盤吉方では、日盤のみを確認すれば良いのですが、旅行で吉を取りに行く場合は月盤と日盤を確認する必要があります。
そして一番方角を気にした方が良い引っ越しの場合では（引っ越しが一番吉の効果が大きいそうですが、まだ未経験なのですみません何も語れません🙇）年盤と月盤を確認します。
因みに、先ほど凶方という言葉が出てきましたが、日盤で凶方に行ってしまう場合もあるかと思います。その場合の対処法、心構えみたいなものもありますのでまた別記事で書けたらなと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。
【2023年7月追記】
こちらのブログに記載してます「九星気学LAB」、ご自身の九星はもちろん、今日の年盤、月盤、日盤やご自身の吉方位を示して下さってとても便利なサイトでしたが、個人の方が運営されていたサイトだったそうで、（どうやったらこんな素敵なサイトが作れるのかと感心していましたが）現在は使用出来なくなっているそうです。代わりになるサイトを探してみたのですが、「時の九星」というサイトがご自身の誕生日を時間まで入力しますとご自身の本命星（年盤）、月命星（月盤）はわかります。また、今日の日時を入力すると今日の年盤、月盤、日盤もわかります。ですが、ご自身の吉方位はご自身で探さないといけません。
ご自身の吉方位の見つけ方はこちらの記事の「吉方取り」の項目を参考にされてください。
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