こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。
前回は十二運の「衰」をご紹介しました。十二運は昔流行った動物占いのことであり、ある意味四柱推命でも馴染み深いところなのかもしれません。動物占いは四柱推命の一部だったんですね。動物占いが単独で占いとして成立し浸透しているということは、本当に四柱推命は奥が深い鑑定なのだと思います。ただ、十二運は通変星と同じくらい鑑定に用いる流派から全く鑑定に登場しない流派まで様々です。そんな十二運ですが、今回は「病」についてお話ししていこうと思います。
因みに、ご自分の十二運は「四柱推命運命式作成(精密版)」や、「マニアック四柱推命」などのサイトで確認できます
また十二運の求め方などがお知りになりたい方はこちらの記事をご覧ください。
病(びょう)
動物占いでいうところのコアラです。
体力が衰えて、病気になりベッドで寝ている状態です。体力気力の衰えとともに、動きに制限がかかり停滞状態を表しています。または寝ながら夢を見ている状態、動けない分いろいろ想像力を働かしている状態でもあります。
エネルギーは4(最大値 12)です。
病の性格、特徴
主に日柱の十二運でみてください
- 大人しく温厚です。
- 慈悲深く奉仕の精神に富んでいます。
- 心配性で余計な心配が多いですが、その分堅実です。
- こだわりが強く、潔癖なところがあります。
- 何事もくよくよとネガティブに悩みがちです。
- ストレス発散が苦手で内側に溜めやすいです。
- 感受性豊かでとても繊細、敏感です。
- 想像力がとても豊かで、オリジナル性もあり、創意工夫なども得意です。
- 決断力、実行力に欠けます。
病が巡ってきた時の運勢
大運(これはまた別の記事で)などがありますが、まずは年運(その年の干支とご自分の日干から導き出された十二運)をみてください
- 想像力が豊かになり、考えすぎるあまり決断できなくなります。
- 余計な心配を抱え込み、精神的に疲れることがあります。リラックスを心がけましょう。
- 敏感になりますので、周囲の空気などを読むことができるようになります。
- 相手の気持ちを察し行動することができるようになります。
- 周囲からの好感度も上がりますので、苦手なところは、周囲に助けを求めるのも良いです。
- 実行力は下がりますので、ここで頑張って積極的に動くと上手くいかないということが起こり易いです。
病が巡ってきた時の開運のコツ
創造力や独創性を発揮して周囲に見せていくことです。実行力には欠けるため、自分のアイデアを周囲に委託し形にしてもらうと良いでしょう。
いかがでしょうか、十二運の「病」についてご紹介していきました。名前が嫌な感じになってきましたね。ただ、このネーミングは運勢のエネルギーの高低を人間の一生に例えているものですので、「病」も「病気になっている状態」とか「病気になり易い」とかではありませんので安心してください。病は相手の気持ちに寄り添うことが出来る優しさをお持ちで、想像力豊かなアイデアマンですね。
今回は以上です。ありがとうございました。
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