風水を使用した家の鑑定法(巒頭)

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こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。前回は家相についてお話しして行きましたが、今回は、風水についてです。

風水とは

風水とは大気の気が流れる龍脈と気を生み出す龍穴を見つけその気をうまく利用するものです。大きな山の連なりが龍脈であり(北:玄武)、東(青龍)に河川、西(白虎)に人の往来がある街道、南(朱雀)に海や大きな池があるような土地(四神相応)その中央が龍穴となります。龍穴から生み出された気が、四神相応に囲まれた土地から逃げず、上手く循環するように、東と西には小さい山々(砂)が必要となります。理想的な土地とは、四神相応であり多くの発展している都市はそれに該当しています。

風水の種類

  • 地理風水:四神相応を基本とした都市づくりに使用するものです。
  • 陰宅風水:お墓を建てる際に使用され、良い土地に埋葬することによって子孫が繁栄します。
  • 陽宅風水:現在住んでいる家の鑑定で、周辺環境、家の中の環境や住んでいる人と家との相互作用などを見ていきます。通常の風水は陽宅風水のことをいいます。

(陽宅)風水

見ていく項目は大きく分けて二つあります。

  • 巒頭(らんとう):龍・穴・砂・水
    • 脈(険しい山々)と小さい山々()に囲まれた龍、さらに文明が経済的に繁栄していくために必要な河川()により気を上手に活かしていくことができるという考え方です。
    • 山々と水のバランスなど地形から気の勢いや質をみていきます。また最近では、河川よりも、経済的繁栄をもたらす道路や駅などを水とみなす傾向があります。
  • 理気(りき):宅盤を使用します。
    • 家の方角住んでいる人の性別や生年月日をもとに気の流れをみていきます。

注)風水にはいろいろ流派があり、巒頭の鑑定の仕方は流派による違いがあまり無いですが、理気の方は流派による違いが結構あるそうです。

巒頭

巒頭はが大事ですので、鑑定する家がある都市の周囲の山々や道路、駅などのバランスを見ていきそこからその都市の繁栄などは見ていくことができます。そして次に、鑑定する家に関するものを見ていきます。鑑定する家が建っている土地に関することと形殺です。

風水的に良い土地

鑑定する家が建っている土地もみていきます。

  • 四角い土地が良く、間口と奥行の比率が極端でなく、かつ間口は広い方が良いです。
  • 日当たりが良い土地。
  • 湿度が低く水捌けが良い土地。
  • 道路より高い土地。

普通に考えて住むのに気持ちよさそうな土地ですよね。

形殺

次に形殺です。

形殺とは:鑑定する家の周囲や家の中で、住人に良くない「気」をもたらしてしまうものです。

少し例をあげていきます。

家の周囲環境

・家同士の玄関や窓が向かい合わせに建っている場合:住人同士が互いに悪感情を持ちやすくなります。

・玄関の正面に電柱、木、街頭などが建っている場合:病気に罹りやすくなります。

・T字路の行き止まりに建っている家:思いもしない事故や怪我、経済的打撃にあいやすくなります。                                   など   

家の中

玄関から正面にある窓から外が見える場合:働いても働いてもお金が出て行きます。                                 →窓にカーテンをつけたり途中に衝立を置いて外が見えないようにしましょう。

寝室のドアの直線状にベッドがある場合:安眠できず、様々な悪影響を及ぼします。                                  →ベッドを移動させましょう。もしくは間に衝立を置きましょう。

ベッドの頭側と壁の間に隙間がある場合:落ち着いて眠ることができません。                      →壁にベッドをつけましょう。

鏡に寝ている姿が映る場合:精神的に悪影響が出ます。   →鏡か、寝る位置を移動させましょう。                     など

今回は風水の中でも巒頭についてお話ししていきました。根本は家相の四神思想と似ており、さらに、生じた「気」に影響を及ぼすものについても巒頭でみていくといった鑑定法でした。鑑定の結果によっては引越しでもしないと改善できないこともありますが、逆に簡単に改善できる事柄がある場合は変えていきたいですよね。

今回は以上です。ありがとうございました。

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