九星気学の中で九紫火星とは

気学

こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。

本日は、九紫火星についてまとめていきたいと思います。

九紫火星の人の特徴

後天定位盤では一番上が定位置の九紫火星は人体では頭を担当しています。また火星なので明るさ、明朗さを担当しています。華やかで目立ちます。判断力や直感力も優れています。人の長所や短所を見抜く力を持っていますが、自分のことだけわかっていないということがあります。情熱的で我慢強いです。

九紫火星が担当するもの

  • 五行:火
  • 方位:南
  • 月:6月
  • 時間:11時〜13時
  • 十二支:午
  • 季節:夏
  • 易:離(り)

※九紫火星を易ではこのように表します。第一爻から第三爻までを陽(ー)と陰(- -)で表し、第一爻が足、行動、第二爻が心、マインド、第三爻が頭、外観を表しています。

第二爻が陰である九紫火星は陽中の陰と言われ、頭が良くて見た目も美しく外見はしっかりしていますが心が陰のため落ち込んだり、くよくよ悩んだりしがちです。

九紫火星の主な象意

象意とは、九星それぞれが持つ意味を象徴となるもの(物や現象など)に例えたものです。

◎離合(離散、集合

       太極図と後天定位図

 以前の記事で太極図について書いたものがありましたが、太極図をもう一度登場させます。こちらと後天定位盤を比べると北と南で陰と陽が合いそして離れています。ですので、一白水星と九紫火星には出会いと別れという意味があるのですが、一白水星は陽が始まりますので出会い集合、九紫火星は陰が始まりますので別れの意味合いが強くなります。

 九紫火星は出会いと別れが最も多い星で、本命に持つと人生の中で別れが多くなります。

 また吉方で九紫火星(南)を取りますと離散が良い方に働いていきます

  • 肥満、不平不満、金欠、腐れ縁など自分にとってなかなか解消されない嫌なことが離れていきます。
  • 自分にとって嫌な人から離れることができます。
  • 離婚専門の弁護士や病から離れさせることが仕事の医者などにも良い星です。

因みに、太極図についてはこちらの記事をご覧ください。

◎明るさ、明朗:火星から来ています。吉方をとると性格が明るく朗らかになります。

頭、頭脳

  •  九紫火星は人体では頭を担当しています。九紫火星の本命や傾斜の人は、頭の良い人が多いです。
  •  吉方でとると知性や知識が身につき頭が良くなります。難しい試験や資格などに挑戦する場合に取りたい吉方です。

◎尊敬

 実際、吉方でとると明るく華やいだ外見、身についた知性などから尊敬されていきます。また、自分の尊敬できる人に出会えるということもあります。

みる(見、鑑、観):易の第二爻の陰が両目を表しているというところからです。

 本質や真実を見抜く力、見逃さない力などであり、易者、鑑定士、税理士などは九紫火星でみていきます。

◎争い:痴話喧嘩など感情的な争いは九紫火星です。裁判なども九紫火星でみます。

◎その他:麗しい・華やか、目上、表、中女などがあります。

九紫火星のラッキーなもの

九紫火星を相星に持つ人が生活の中で、意識して取り入れていくと良いです。

  • 食べ物:ハンバーガー、カニ、エビ、ブラックコーヒー、トマト など
  • カラー:赤、紫
  • 数字:2、7

九紫火星が最大吉方の人の開運行動

  • 人前に出て行ったり、目立つことが大事です。
  • 身近に尊敬できる存在を作りましょう。
  • オシャレには常に気を付けましょう。

道軌の法則、線路


道軌の法則:天数系列

線路:丑、辰、未、戌

九紫傾斜

  • 頭脳明晰です。
  • 直感力が鋭く、的確な判断ができます。
  • 美に関することや、芸術、国家資格などに関することで能力を発揮することがあります。

能力を発揮する職業:エステ関係、写真関係、医者など

九紫火星が同会の人の望まれる役割や周りの印象

  • お洒落や格好良さなど目立つことを求められます。
  • 的を得た助言を求められます。

九紫火星(南)の日盤吉方の吉の作用

  • 輝きが出てきます。
  • 頭が良くなります。

何か資格合格を目指している人などにお勧めです。

年盤で九紫火星(南)の上に本命星が乗っている年の運勢

  • 良くも悪くも一番注目される時期です。(今までの九年の成果により見られ方が変わります)
  • 精神的に不安定になりやすいです。
  • 感情的になり物事を辞めたくなりますが、辞めるなら前か後の年が良いです。後で後悔します。

九紫火星をまとめてみました。九紫火星は外見は華やかでさらに知性もありといったところででしょうか。また、九紫火星の吉方は、いろいろな場面で使用できそうですね。難しい試験や資格取得の際、嫌な習慣や人から離れたい際などでは積極的に取っていきたいですね。

今回は以上です。ありがとうございました。

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