こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。
四柱推命では命式の中で一番重要な柱は日柱です。そして日柱を表す干支のうち上に配しております天干(日干)が自分自身を表し、それ以外の命式中の干支や十二支は日干を中心に読み解いていくことになります。日干は自身の生まれてきた使命や役割、本質を表していると言われ、それはその人の性格であったり強みであったり特徴であったりします。
ご自分の日柱の天干(日干)をチェックしてみて下さい。
ご自分の日柱の天干がどの十干に該当するかは万年暦を使用しますが、今はいろいろ教えてくれるサイトがあります。「四柱推命運命式作成(精密版)」や、「マニアック四柱推命」などはご自身の生まれた年月日時間から四柱が確認できます。
そしてどの十干にも良い面、悪い面があります。良い面も過ぎると悪い面となったりするからです。
日干の良い面が生かされていること・・・・陽転
日干の悪い面が出てしまうこと・・・・・・陰転
と言います。
ですから、いかに自分の中の良い面を強めていく(陽転していく)かが大事になります。そういった意味で十干の良い面と悪い面を知ることは意味があると思います。
また、十干の使命、役割から生まれる恋愛観や仕事での立ち位置などもまとめていきたいと思います。
では、今回は「水」の五行で陰干の癸(みずのと)についてお話ししたいと思います。
癸(みずのと)の使命、役割
雨(雲、霧、雪)、小さな小川などに例えられます。
- 天からの恵の雨であり、癒しの雨でもあります。
- 大地を潤し全ての物を育成する慈雨です。
- 降り続けて常に動いています。
癸の良い面(陽転)
- 謙虚、もの静かで穏やか、誠実で柔らかい雰囲気もあり周りを癒す存在です。
- 慈悲深く奉仕精神に富んでいます。
- 一つの事を辛抱強くコツコツ努力し大きな成果をあげることができます。
- 柔軟性、順応性は抜群です。
- 細かいところに気がついて周りへの細かな気遣いも欠かしません。
- 勉強や研究など熱心に取り組む事が好きで知識は豊富です。
- 素直で純粋なところがあります。
- 平和主義です。
癸の悪い面(陰転)
- 繊細で神経質、臆病なところがあります。
- 内向的で消極的、悲観的に物事を捉えます。
- 気まぐれで一貫性に欠けます。
- 視野が狭くなりやすいです。
- 周りへの警戒心が強く、自己防衛から敏感になりやすいです。
- ストレスを溜めやすいです。
癸の恋愛観
- 相手に優しくて尽くします。
- ただ潔癖なところがあリますので、憧れの恋愛像など想像や妄想は膨らみますがリアルな恋愛は苦手なところがあります。
癸の仕事場での立ち位置
- 研究開発など、一つの事を追求するような分野には向いています。
- 専門性の高い仕事なども良いです。
- 人を支援したり、育成したりといったことも得意です。
注:仕事に関することは、通常、月柱で見ますが日干は使命や役割、本質であるため、どのような場でも特徴であり強みとして確認しておきましょう。
いかがですか、今回は十干のうち癸についてお話ししていきました。陽転している癸の方は興味のある事をとことん追求し努力を怠らず、目立たず縁の下の力持ちになれる人です。理想の同僚像ですね。割と専門性の高い私の職場に是非いて欲しい存在です。
…今回は以上です。ありがとうございました。
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