風水を使用した家の鑑定法(理気)

その他

こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。

今回は風水の理気についてお話ししたいと思います。

理気では家の向きから求められる宅卦住人の性別や生年月日から求められる本命卦の二つの宅盤により鑑定していきます。

宅卦の求め方:方位と易(八卦)が対応しています。

玄関を出る際に方位磁石が示した方位が住居の向きです。

住居の向きの180度反対の方位が宅卦となります。

中)宅卦:住居の向きの180度逆

本命卦の求め方:数字と易(八卦)が対応しています。

男性

九星気学の本命星の出し方と同じです。出てきた数字が本命卦です。

注)男性の方の本命星の出し方はこちらの記事をご覧ください。

女性

  • 生まれた年を西暦にし、全ての数字を足します。
  • 出た数字に4を足します。
  • 出た数字が一桁なら、それが本命卦です。出た数字が二桁なら、また数字を足します。
  • 出た数字が一桁なら、それが本命卦です。出た数字が二桁なら、9を引きます。出た数字が本命卦です。

ここで注意です。

新年から節分までは、前の年の星となります。ここで節分の日(もしくは2/4)に生まれた方は、生まれた時間によっては前の年の星となることがありますので注意が必要です。詳しく知るためには万年暦が必要となります。

東四宅(命)と西四宅(命)

東四宅(命)

宅盤には大きく分けて2種類有ります。

東四宅(命):宅卦が坎宅、震宅、巽宅、離宅は東四宅です。同じく本命卦が坎命、震命、巽命、離命は東四命です。

家の中心から見て南東が吉方位となります。

西四宅(命)

西四宅(命):宅卦が坤宅、兌宅、乾宅、艮宅は西四宅です。同じく本命卦が坤命、兌命、乾命、艮命は西四命です。

家の中心から見て北東北西西南西が吉方位となります。

東四宅(命)、西四宅(命)はそれぞれ4つの吉方位、4つの凶方位が存在します。

そして住居の中心から、この吉凶の方位に位置するものを鑑定していくわけです。

では代表的なところをご紹介します。

宅卦に関する鑑定

  • 玄関は吉方位に位置するのが望ましいです。
  • キッチン、浴室、トイレは凶方位に位置するのが望ましいです。

本命卦に関する鑑定

  • 寝室、居室は各々の本命卦が吉方位となる部屋を選択しましょう。
  • 家族が増えれば難しくなりますので、その場合は、第一に大黒柱となる人の居室、寝室が吉方位となるよう優先させましょう。
  • それにより、他の家族が本命卦で凶方位となる部屋が居室、もしくは寝室と割り当てられた場合
    • その部屋の中心を新たにとり、その中心からみて、その部屋を使用する人の本命卦で吉方位となる場所で寝たり(特に頭は吉方位に入るように)、日常過ごしたりしましょう。
    • もしくは化殺を行いましょう。

化殺:凶作用を抑える方法

今住んでいる家で引っ越さない限りどうしても凶方位が変えられない場合ということがあると思います(例えば、玄関が凶方位など)。そういった場合、凶の作用を抑える方法を化殺と言います。化殺では、五行の相生の関係を利用します。

前回の準備記事でお話ししました。

相生:ある五行が違う五行を生ずる関係を言います。

  • 木が燃えると火を生じる
  • 火が燃えると灰(土)になる
  • 土の中から鉱物(金)が出る
  • 金が冷えると、水滴(水)がつく
  • 水は木を育てる

前回もお話ししましたが、この関係で大事なことは、生じさせた五行は自分のエネルギーを消耗し弱まり逆に生じた五行は強くなるいう事です。

そして凶方位ですが、4方位ありそれぞれに名前がついており、それぞれの五行が決まっています。

それぞれの凶方位の五行の作用を弱めたいので、凶方位の五行により生じる五行のものをその場所に置くことで凶作用を抑えることができるのです。

ということは

  • 禍害(土)→(丸いもの、金属製のもの、ゴールド、シルバーのもの など)
  • 六殺(水)→(木製のもの、緑色、青色のもの など)
  • 五鬼(火)→(土製のもの、黄色、茶色のもの など)
  • 絶命(金)→(くねくねしたもの、黒、グレーのもの など)   

などのインテリアや家具などを考えていきましょう。特に絶命五鬼は凶作用が強いので化殺を考えたいです。

そして、この凶方位はそれぞれの宅盤で変わりますので、住居の宅卦とご自身の本命卦の絶命、五鬼の方位は確認したいです。

風水の理気専用の方位盤もありますね。これだと、名称と方位が一目瞭然ですね。


風水鑑定について簡単にお話ししていきました。

この機会に自分の家を鑑定してみました。まずは巒頭です。問題点としては玄関から正面にある窓から外が見えていました(形殺)ので、もちろんカーテンもつけておりますが、玄関を開ける際は、玄関と窓の間にある扉を閉めるようにしています。次に理気です。基本、居室、兼、寝室は本命卦でほとんどが凶方位にあたり、一部吉方位がありましたので、寝る時に頭はその方位に入るようにし、意識して日常寛いだりする場所も吉方位に入るようにしております。また宅卦で玄関が絶命でしたので五行が水のものを置いて化殺を行いました。

今回は以上です。ありがとうございました。

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