こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。
今回は、傾斜鑑法についてお話ししたいと思います。
傾斜鑑法とは
先天的な運の傾向を知る鑑定法で、本来持っている強みや弱みを知ることです。事前に知ることにより心構えや対策などが立てやすくなります。
方法としては、傾斜盤を用いて生涯を通して悩まされる問題や注意点が分かり、さらに、ご自分の強みも分かります。
そして生涯を通して悩まされる問題をもし乗り越えることができた場合は大きな成長に繋がります。ですからなんとかして乗り越える為にも事前に知っておくということは、とても大事な事だと思います。
そもそも傾斜とは、ご自分の隠れた才能や、性格、潜在能力などがわかる星でした。ご自分の傾斜は、本命星と月命星から導き出されます。一覧からご自分の傾斜を確認できます。
ご自分の傾斜が分かりましたら、傾斜鑑法に進みます。
因みに傾斜についてはこちらの記事をご覧ください。
傾斜鑑法での確認ポイント
まずは、それぞれの宮で、悩みやすいポイントは違ってきます。
悩みやすいポイントを見ると、その方位を担当している星の象意だということが分かります。
このことを念頭に次に進んでいきます。
傾斜鑑法では、ご自分の傾斜を中宮に置いた傾斜盤を使用します。
1、五黄ー暗剣ライン
ご自分の傾斜盤で五黄土星とその対冲の星を結ぶ線を確認します。これは五黄ー暗剣ラインと言ってそのライン上の宮が生涯を通して悩みやすい問題、生涯残りやすいテーマなどを示すものとなります。
五黄-暗剣ラインには4種類あります。
子午線ライン
- 家庭内の問題(家庭内で仲が悪い、喧嘩が多いなど)
- 職場の権力や地位の問題(上司と揉めたり、職場で感情的な争いを起こしたりなど)
- 健康問題(病気など)
鬼門ライン
- 生活の基盤の問題(嫁姑問題、生活の土台が崩れるような問題が起こるなど)
- 相続の問題(遺産相続や後継者争いで揉めるなど)
- 親族の問題(親族で仲が悪いなど)
東西ライン
- お金の問題(お金に不安がある、常にお金に困っているなど)
- 喜びが無い(忙しすぎて楽しいことができず喜びが少ないなど)
- 知性、学歴の問題(勉強したいのに家庭の事情で大学進学できないなど)
辰巳ライン
- 老後の問題(老後の不安など)
- 結婚の問題(なかなか結婚できない、離婚繰り返すなど)
- 就職の問題(就職が安定しない、良い就職先が見つからないなど)
以上のように、ラインで結ばれた2つの宮に関する象意が生涯悩みやすい問題として出てきます。
それぞれの傾斜盤と五黄ー暗剣ラインを示します。
ご自分の傾斜盤がどのラインか分かりましたか。ラインの種類によって生じてくる悩みや問題は変わってきます。
そして生じてくる問題は乗り越えていくことが重要となっていきます。問題の解決策の一つとして、引越しで吉方をとっていくということがあげられます。しかし、この吉方はそれぞれの傾斜で変わりますので注意が必要です。そして、この吉方は何なら最大吉方よりも優先的に取ったほうが良いそうです。それでは次にあげていきます。
- 一白傾斜:北(一白水星)、北西(六白金星)、南(九紫火星)
- 二黒傾斜:南西(二黒土星)、北東(八白土星)
- 三碧傾斜:北(一白水星)、東(三碧木星)、西(七赤金星)
- 四緑傾斜:東(三碧木星)、東南(四緑木星)、北西(六白金星)
- 六白傾斜:東南(四緑木星)、北西(六白金星)、西(七赤金星)
- 七赤傾斜:東(三碧木星)、西(七赤金星)、南(九紫火星)
- 八白傾斜:南西(二黒土星)、北東(八白土星)
- 九紫傾斜:北(一白水星)、東南(四緑木星)、南(九紫火星)
ご自分の傾斜で優先的に取った方が良い星に相星がありましたか。無ければ、方位で吉方を取っていきましょう。
今回は傾斜鑑法のうちで、五黄ー暗剣ラインについてお話ししていきました。次回も傾斜鑑法続きます。
今回は以上です。ありがとうございました。
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