用神の取り入れ方は難しい

四柱推命

こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。

大変お久しぶりです。前回は久しぶりの九星気学でしたが、今回は四柱推命に戻ります。前々回、用神の求め方を本当に基本的なところだけお話ししていきました。そして、ご自身の用神が見つかったら、あとは、その用神を使用するように心がける事が大事になってきます。今回は、用神をご自身の生活に取り入れる方法をいくつかお話ししていきます。

大運、歳運で取り入れる

大運は、誕生した時点で決まっていますので、ちょうど良い時期に用神が巡ってくるかどうかによります。とても大事な10年ですので、そう考えますと、出来れば生まれた時点で鑑定してあげたいですよね。

歳運の方は、10年の中の1年で巡ってきますのであらかじめご自身で行動に移す時期をその一年に持っていくようにする事ができます。また、ご自身にとって大事な日などを決める際には、干支は、全ての月日が持っていますので、月や日の干支を確認して用神が来る日を選ぶということができます。

ただ、問題は、大運や歳運などは干支ですので、十二支がもれなく付いてくるという事です。せっかく、十干は用神なのに十二支の方が、ご自身にとっては良くない作用をする五行が来てしまうと、やはり避けた方が良いということが出てきます。ですので、大運や歳運で用神をチェックする際は十二支も含めた見極めがとても大事になってきます。

方角で取り入れる

方角により良い気、悪い気があるとして気学や風水など今までいろいろ出てきましたが、四柱推命でも方角を利用する方法は出てきます。そういった意味で方角の力ってどれだけ凄いのだろうと思ってしまいます。

さて木火土金水はそれぞれが方角を担当しております。

  • 木:東
  • 火:南
  • 土:中央
  • 金:西
  • 水:北

方角の区切りは真東、真南、真西、真北を中心とした90度ということになりますが、90度境界ギリギリの所はお勧めしません。やはり、それぞれの方位中央に近い方角がお勧めです。ただこの考え方ですと、用神が戊、己の場合は、中央が土の担当ですので方角がありません。対処法を調べてみたのですが、はっきりした回答を見つけることができませんでした。

もう一つの方角の考え方として十二支があります。この場合、土の方角が現れてきて次のようになります。

  • 寅、卯(木):東北東、東
  • 辰(土):東南東
  • 巳、午(火):南南東、南
  • 未(土):南南西
  • 申、酉(金):西南西、西
  • 戌(土):西北西
  • 亥、子(水):北北西、北
  • 丑(土):北北東

この考えでしたら土が用神の方でも吉の方角を利用することができます。十二支ですので方角の区切りは支旺である卯、午、酉、子が真東、真南、真西、真北を中心とした30度でそれ以外の動物は順番に30度の方角を担当しています。ただ、土の十二支は湿土乾土(燥土)という考え方を取り入れる流派も多く、その場合は、用神が湿土なのか乾土(燥土)なのかで方角が変わってきますので判断が難しくなります。

病院や転職、引っ越しなどを考える際、ご自身が住まわれている場所から見て方角が関係する事には役に立ちますので気をつけたいものです。また、ご自身の用神を求めて用神が担当する方角に、さらに用神が強い季節に旅行に行くということもできます。

(注:家からの方角が知りたい場合は、スマホアプリ「あちこち吉方位マップ」というアプリが便利です。その場合は方位線の種類は気学12方位でお願いします。)

今回は、ご自身の用神が見つかった後の用神の取り入れ方をお話ししてきました。大運は、十二支を含めて本当にご自身にとって良い10年が巡ってくる時期があるのであれば、その時期に照準を合わせて準備をすることが出来たりしますので事前に知っておきたいですよね。また方角は、気学では、九星が遁甲盤上を動いているため吉方位として、東西南北全ての方角の気をいただくことが出来ますが、四柱推命では、そうはいかないようです。そうなると、四柱推命で良い方角を利用する際は、気学で自分にとって良い気が廻ってきている時にその方角を利用したくなりますが、なかなか使用しづらくなりますね。…どうしたものか。

今回は以上です。ありがとうございました。

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