こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。
今回は、子供の時にのみ影響がある小児殺についてお話ししたいと思います。
その前にまず月命星について少しお話ししていきます。
月命星
私たちは、十月十日お腹の中にいます。そしてその間に月盤で全ての星を体験し、月命星が中宮に来る月に生まれます。ですので月命星は体を形成している星、体を表している星と言えます。
9歳(数えで10歳)までの子供は、月命が強く影響しますので、本命星も引越しなどでは考慮した方が良いですが、基本月命星を重視します。ですので、日盤吉方を子供でも行う場合は、本命殺より月命殺の影響が大きかったり、また月命星の相星などを中心に吉方位をみていくことになります。
因みに子供の頃の性格と大人になってからの性格が全く違ったりするのも、月命星と本命星の影響の度合いが変わることによるものが一因だったりします。
小児殺
月盤のみに存在します。
- 生後60日〜9歳までの子供は意識して避けた方が良い凶方位です。
- 小さい子供ほど凶方位の作用を受けやすいです。
- 病気や怪我に見舞われたり、事故などに遭遇したりします。
- 病院選びでも、小児殺方位は避けてください。
小児殺方位
- その年の十二支で小児殺方位は決まります。
- 月盤のみに存在し、毎月方位が変わります。
- 子、午年:八白土星が巡っている月盤方位
- 丑、未年:九紫火星が巡っている月盤方位
- 寅、申年:二黒土星が巡っている月盤方位
- 卯、酉年:三碧木星が巡っている月盤方位
- 辰、戌年:五黄土星が巡っている月盤方位
- 巳、亥年:六白金星が巡っている月盤方位
今回は、小児殺についてお話ししていきました。基本子供は、親と一緒に行動するため、親の吉方位、子供の吉方位さらに小児殺と全ての方位を網羅するのは、とても大変な事だと思います。
実は小児殺については、あまり詳しくは教えてもらっていないので、少し自分で調べてみたのですが、小児殺が影響する年齢(小学校卒業まで、18才までなど)や、小児殺方位(年盤でみるなど)の違いなどが流派によりみられました。さらに、子供のうちは親の影響が大きい、他の凶方と比べて法則がおかしいなど様々な理由で小児殺自体考えなくても良いという意見もありました。また、小児殺方位へ行ってしまった(行ってしまう)場合の対策で、子供の吉方位の神社参拝などもありました。どれが正解という事は非常に難しいと思いますが、少なくとも小児殺というものを気にすることで、子供は守る存在、目を離してはいけない存在などの認識が強くなるという意味で重要なものなのかなと思っております。
今回は以上です。ありがとうございました。
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