こんにちは、kan@e.です。よろしくお願いします。
今まで、九星気学について学んだことを整理するために、いろいろまとめていきましたが、整理できたところとまだまだ身についていないところ様々です。
そこで今回から今までのことを踏まえつつ新しいことも追加しつつ、九星それぞれの星にフォーカスした形でまとめていきたいと思います。
まず今回は一白水星です。
一白水星の人の特徴
水星なので、水の性質から連想できます。じわじわとどこにでも染み込んでいけるようなイメージです。適応能力や柔軟性があり、人に合わせるのが得意です。控えめで優しく、思慮深く、人とのコミュニケーション能力にも長けています。我慢強く、芯が強く頑固です。
一白水星が担当するもの
- 五行:水
- 方位:北
- 月:12月
- 時間:23時〜1時
- 十二支:子
- 季節:冬
- 易:坎(かん)
※易は以前二相の関係で出てきたのですが、一白水星を易ではこのように表します。第一爻から第三爻までを陽(ー)と陰(- -)で表し、第一爻が足、行動、第二爻が心、マインド、第三爻が頭、外観を表しています。
第二爻が陽である一白水星は陰中の陽と言われ、外見は地味ですが中身はしっかりしています。
なお、二相の関係についてはこちらの記事をご覧ください。
一白水星の主な象意
以前にも少し書きましたが、象意とは、九星それぞれが持つ意味を象徴となるもの(物や現象など)に例えたものです。
◎陥入
一白水星の一番特徴的な象意です。落ちる、落ち込む(経済的に、精神的に、健康面で、人間関係でなど)ということです。たとえ、吉方位で引越ししたとしても、一白水星や北で引っ越すと陥入現象が最初に起こるため、辛い時期があります。
◎穴:穴の開いているものは一白の象意とみます。
◎悩、労:苦労や悩みは一白でみます。
◎思慮:物事について深く考えること全般です。
◎万初:一白水星は九星、十二支、時間などの最初の始まりを担当しています。
吉方位を引越しで取ると陥入から始まりますが、1滴の水のように地味に良い方向へ向き始めいずれ大河のような大きな吉になっていきます。
◎その他:水、交わる、裏方などがあります。
一白水星のラッキーなもの
一白水星を相星に持つ人が生活の中で、意識して取り入れていくと良いです。
- 食べ物:魚、飲み物全般、豆腐、大根、蓮根、マカロニ など
- カラー:白、黒、グレー
- 数字:1、6
一白水星が最大吉方の人の開運行動
- 人とのご縁を大切にしましょう。
- いざという時、労力を惜しまずに苦労を買ってでもしましょう。
- 水に関する場所に出向きましょう。(海、温泉など)
道軌の法則、線路
道軌の法則:人数系列
線路:子、卯、午、酉
一白傾斜
- コミュニケーションや傾聴能力に優れています。
- 目立たず、あまり表に出すぎない方が良いです。
- 水に関することや何かものを書くなどで能力を発揮することがあります。
能力を発揮する職業:カウンセリング、ソムリエ、画家、作家など
一白水星が同会の人の望まれる役割や周りの印象
- 優しさを求められます。
- 悩みや、苦労の解決相談を受けます。
一白水星(北)の日盤吉方の吉の作用
- 人間関係が良くなります。
- 家庭運が良くなります。
人間関係で悩んでいる方などにお勧めです。
年盤で一白水星(北)の上に本命星が乗っている年の運勢
- 「穴に陥る」陥入現象があり、九年で一番辛い時期です。
- 健康面、経済面など全てにおいて苦労しやすいです。
- 九年サイクルのスタートの時期です。新しいことを真剣に始めたいです。
- 土台作りや精神的な内面磨きを行いましょう。
一白水星にフォーカスしてまとめてみました。こうしてみると、一白水星が持っている一貫した性質や特徴(陥入、水、人間関係、裏方など)がよく見えてきますね。
今回は以上です。ありがとうございました。
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